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2010年05月17日の記事は以下のとおりです。

くじ引き屋さんごっこ(年長)

アップロードファイル 713-1.jpgアップロードファイル 713-2.jpgアップロードファイル 713-3.jpg

 (文:年長担任 阿部)

 今!そら組(年長)ではくじ引き屋さんごっこをしています。
 きっかけは、好きな遊びの時間に輪ゴムの伸縮性を利用した、通称「ピョンピョン蛙」作りをし、その物で遊ぶ面白さを味わってきました。〈高さのくらべっこ、どちらの模様が出るか、誰かをびっくりさせる作戦など〉
 その時、R君が「ピョンピョン蛙」の表面に「あたり」「はずれ」と書いていたことがヒントとなり、くじ引き屋さんごっこへと発展して行きました。

 くじ引き屋さんをする前に、周りの子ども達もこの遊びを十分に楽しんできたので、この面白さを他のクラスの子にもと言う思いもあったと思います。
 R君の考えにクラスの皆は喜んで賛同していました。また、昨年度の年長組からいろいろなお店屋さんごっこに招待してもらったことが印象深く、自分たちがお店屋さん側に立てることに期待感をもっていました。

 皆で考えたくじ引き屋さんの内容は
1、1回100円です。
2、あたりは「ピョンピョン蛙」です。〈自分で好きな「ピョンピョン蛙」を選べます〉
3、はずれは、包装紙で作ったお財布、その中に100円が入っている物がもらえます。
                  ↓
 この日の昼食後、ほし組(年中)さんがたくさん来てくれ大繁盛!でした。

 その時・・・・このような出来事も見られました。
L子ちゃんとK子ちゃんが、空き箱に描かれたスヌーピー〈犬〉をはさみで切り抜きバッチにすることを考えました。それを、当たりの景品にしたところ・・・・そのバッチが年中児のS君とH君のスモックについたことに気付いたL子ちゃんとK子ちゃんは・・・。
L子「あれぇ!・・・私が作ったのだ!選んでくれたんだ・・・うれしいー」
K子「私のもつけてる!やったー」
C子「私も作りたーい、私は自分で描いたのをバッチにする!」
でも・・・・残念ながら、お帰りの時間となりC子ちゃんの思いは、明日へ持ち越されました。

 翌朝・・・昨日の続き!!とばかりに子ども達は年中組さんのために「ピョンピョン蛙」作りと「バッチ作り」を始めました。〈もちろんC子ちゃんも昨日の思いを胸にバッチ作りを張り切ってしていました〉
 年中組はというと・・その間、自分でお金や財布を作って「くじ引き屋さん」を楽しみに待っていると言う話を聞き、クラスで話し合い、はずれの景品「財布とお金」は無しにして、当たりだけとすることに決めました。

 その後、その様子は
Y男「1回100円です」
年中児S、自分で作ったお財布から100円を差し出す。
Y男「引いていいよ」
年中児S「はい。これ!」
Y男「はずれです。はずれは何もないよ、もう1回やりたかったら後ろに並んでねー」
年中児Sは残念そうにしながらも並びなおし、2回目は念願の当たりが出て、大喜びの様子でした。Y男と年中児Sは、あたりが出た喜びを共感し合っていました。

 遊びの内容も、やっていく中でいろいろと変化し、遊びが進められていくところが面白いな!!と思いました。“年中さんまた来てくださいね!!”

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