お茶の会(年長)
- 2009/10/06 15:12
- カテゴリー:本日の行事
10月6日(火) 3階和室でお茶の会が行われました。
2回目ということもあり、慣れ、自信がついたのでしょうか(?!)、お茶の先生が「今年の子達は、いろいろ話しかけてきて面白い子が多いですね。」とのこと。これは悪い意味ではなく、人見知りせず、疑問に思ったことを素直に聞いてくるという意味に、私(嶋田)は受け取りました。
そのお話の中のひとつに…
お菓子を家に持って帰りたいと言う子がいて、なかなか食べようとしません。お茶の先生が「持ち帰りはだめ」と伝えると、しばらく考えてから最後にやっと食べた子がいたとか。きっと、お母さんに食べさせたかったんですよね(子どもって、いつもお母さんの喜ぶ顔が見たいんです♪)。
今日の和菓子のお題は「月うさぎ」。中秋の名月に相応しい、可愛いデザインでした。
余談ですが、私は「月うさぎ」で思い出す悲しい昔話があります。
昔々…狐と猿とうさぎが、山の中でお爺さんに会いました。お爺さんは、お腹が空いて死にそうなので、3匹は食べ物を探しに出かけました。
しばらくして、狐と猿は、たくさん食べ物を探して帰ってきたのですが、うさぎは1つもみつけることが出来なかったのです。
…すると、うさぎは、お爺さんの目の前で「私を食べてください」と炎の中に身を投げてしまうのです。
お爺さんは、うさぎのやさしい心を愛でて本当の姿(実は神様!)になり、うさぎの心を月の世界へ連れて行く…という、子どもにはちょっと衝撃的な昔話なのでした…どんとはれ!