手のひらを太陽に
- 2009/04/06 15:21
- カテゴリー:本日の行事
4月6日(月) 今日から子ども達(年中・年長)が登園して来て、静かだった幼稚園がまた活気付いて来ました。
始業式で園長先生がお話の最初に「手のひらを太陽に」の歌を歌い出しました。初めて聴く園長先生の歌に、子ども達はもちろん、私達教職員もびっくり!
なぜこの歌を選んで歌ったか…その理由は心温まるお話がきっかけでした。
今朝、園長先生が園庭で、登園して来る子どもやお母さん達に挨拶をしていると、年長のK君が「虫死んでるよ」と、地面を指差して教えてくれました。見るとカマドウマ(通称:便所コオロギ)が死んでいます。
園長先生は「餌を探しているうちに、寒くて凍え死んだのかもしれないね。かわいそうだね。」と、虫をつまんで花壇の草の上に置いてあげました。
するとK君は、近くのちょっと大きめの葉っぱを採って来て、虫にそっとかぶせてあげたのでした。
園長先生はK君のやさしさに感動したことを、この歌で子ども達の心に訴えたのでした。
♪ 僕らはみんな生きている 生きているから…みんな みんな 生きているんだ 友達なんだ ♪
人も虫も…みんな、命があって同じ様に生きている事を、子ども達はきっとわかってくれたと思います。