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2008年12月17日の記事は以下のとおりです。

サンタさんが来るまで(大人版)

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 さて、今回は子ども進入禁止!
お父さん・お母さん用に、幼稚園にサンタさんが来るまでの大暴露大会をお知らせします。(絶対、子どもにはナイショですよ!)

 サンタさんの正体は…代々お隣の盛岡二高の校長先生で、全くのボランティアです。
ですから2〜3年毎に替わります。毎年、一年前から園長先生が二高に行きお願いします。
 今年のサンタ役の校長先生は背も高く体格が良いので、衣装が入らないかも…と、初めて一ヶ月前に衣装合わせをしました。

 当日の朝は、先生達と時間の打合せをかなりしっかりとやります。二高の校長先生が幼稚園に来る姿を子ども達に見られると、夢を壊すことになるからです。
 職員室入口のガラス窓にも、見えないように白い紙が貼られ、各クラスのお休み調べも、時間をずらして来るように先生達にお願いします。

 二高の校長先生は、ほとんどの方がサンタ経験がありません(当然ですよね)。
かなり緊張して来ますが、ホールの扉を開けると、もう、サンタに成りきるのですから「さすが!」です。やはり校長先生になる方は、リーダーの資質があるのだと感じます。

 サンタの服装チェックは厳しいですよ!
・下からズボンやYシャツが見えないようにする。
・ヒゲがずれない様にする。
・できるだけ自分の髪の毛(黒)が見えない様にする。

 トナカイの鈴役の園長先生も、遠くから聞こえてくるように、段々音を大きくし、扉の入口ではトナカイが止まったように「リン・リン・リン…シャン!」と、最後をはっきりと短くします。
 帰りは段々に小さい音にします。

 職員室に戻ってくると、すぐに着替えをし、いつもの二高の校長先生に戻って、子ども達に顔を見られないように帰って行きます。
 校長先生は「幼稚園の子ども達はかわいいなぁ。こんなに喜んでくれるんだから…」と。
中には「高校ではなく幼稚園で働きたくなったよ」と、笑いながらおっしゃって下さる方もいます。

 幼稚園児の頃は、まだ「サンタさんはいる!」と、ご家庭でも思わせていただきたい。
私(事務)も、初めてのクリスマス会で、サンタさんを見つめる子ども達の輝く瞳を見た時に
「この嘘は、つき通さなければならない!」
という使命感を感じたものでした。

くれぐれも「ヒ・ミ・ツ…!」ですよ。

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