トマトの気持ち(年少)
- 2008/08/28 11:52
- カテゴリー:子どもの生活の中から
写真は8月28日(木)の運動会練習風景(年少)
年少担任のA教諭から聞いたお話です。
お弁当の時間にB子ちゃんがトマトを落としてしまいました。
どうするのか見ていると、ゴミ箱に捨てに行こうとしています。
A教諭「洗えば食べられるよ♪」
B子「イ・ヤ・だ!」と、きっぱり!
そこでA教諭はトマトに変身しました。
A教諭「B子ちゃん、たすけて!」
…それを聞いたB子ちゃんは足を止め、トマトを紙に包んで捨てようとしました。そのまま捨てるのはかわいそうと思ったのでしょうか?!
A教諭「B子ちゃん、私を捨てないで!」
…何かを考えてからB子ちゃんはトマトを弁当箱のフタに置き、持って帰ることにしたようです。
後でお母さんにその話をしたところ…実はB子ちゃんはトマトが嫌いなのでした。
翌日、B子ちゃんは今度はパンを落としてしまいました!
なんと…パンを洗って食べてしまいました。
A教諭の「トマトの気持ち」を聞いて、食べ物にも気持ちがあって、大事にしていこうと思ったみたいです。
3歳児には「食べ物を大切に」と言っても、よく理解出来ませんが、こうしていろんな方法でそれを伝えることも良い事だと感じました。