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2008年07月11日の記事は以下のとおりです。

自分の人生は自分で決める

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 写真は①カレーライスの材料を切る年長児
    ②段ボール箱で遊ぶ年中児

 それぞれの家庭によって、子どもの教育への考えや方針があるように、各幼稚園でもあります。
 白梅幼稚園では方針のひとつに、幼児期に多くの習い事や塾通い等をすることを奨励してはおりません。
 子ども本人が望まないうちに次々と課題を与えられ、遊びや自己主張、ケンカをする余裕もないのです。
 「幼児期で一番大切な事は、時間がたくさんあって十分遊び、ケンカをし好きな事をすることなのに、先に先にと考える大人によってそれを奪われている」と、当園前副園長のK教諭が嘆いていました。
 よく、他園から転入してきた子が白梅に入ると「何をしたらいいの?」と聞きます。家でも幼稚園でも言われるままに、与えられたことを行動してきたのですから、他から指示されないと、どう動いていいかわからず困ってしまうからです。

 ある大学の卒業式で学長が、卒業生達に
「これから先、自分の人生は自分で決めなければならない。就職も結婚も親が決めたことは続かないことが多い。自分の人生は自分で判断し、責任を持たなければならない」というようなことを言っていましたが、大学卒業時では遅すぎるのではないでしょうか。
 白梅幼稚園では、すでに3歳から3つの柱「自分で考え」「自分で決めて」「自分で行動」を目指しています。

 幼稚園の先生も、一日の中にカリキュラムがあり、流れ作業のように時間で子ども達に課題を与え、指示通りに動かした方が楽なのだという話を聞いたことがあります。
白梅の先生達は、そうではなく、子ども達の将来の為に、あえて手がかかる方法で、自分で考え、自分で決めて、行動できるように保育することを目標としています。
 私(事務)は、いつも先生達の保育の話を聞きながら感心したり、自分の子育てはどうだったのかと反省している毎日です。

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