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2008年06月19日の記事は以下のとおりです。

サラダ通信から(父母の会教養部作成)抜粋

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 6月13日(金)父母の会主催の家庭教育学級「サラダ学級」の開講式が3階ホールで行なわれました。

 今年度の活動計画は
①6月13日(金)―開講式・講演会―
   講師 小山淳子先生
   演題 「自分で考え行動する子をどう育てるか」
   場所 白梅会館3階ホール

②7月3日(木)―みんなで楽しむふれあい体操―
   講師 佐々木悦子先生
   演題 「血液サラサラ、気分爽快」
   場所 盛岡市総合福祉センター3階老人教養室

③11月中旬(未定)―閉講式・親子鑑賞―
   場所 白梅幼稚園2階ホール
   ※内容については、現在影絵で検討中

 第一回は、今年3月にご退職されました前副園長の小山淳子先生をお迎えしてご講演をいただきました。
ご自身の経験に基づいたお話は、会場全体をやさしい雰囲気に包み、子育て真っ最中の私達に道しるべを与えてくださいました。

 講演内容(要約)
 ①自分の意思で生きていけない子…
 ②挫折を味わった時の乗り越え方を知らない子…
 ③自分の現状を受け入れられない子…
 大人が手や口を出し過ぎないことである。
 我が子を苦労させたくない、困らせたくない為に心配しすぎて先回りの声かけをしてはいけない。

 ☆困難を自分で乗り越える経験をすると、その後は爽快感に包まれる。
自分の力で体験することが本物の力となる。
そのために小さい時に困った経験をたくさんさせるとよい。

 では、親としてすべき事は…
①待つこと 
 子どもと大人は違うということを知り、子どもの動きが待てなくてつい急がしてしまうが、子どもの動きを認めてあげることが大事
 
②気付くこと
 これは、思いやりと同じ意味である。
当たり前のことに気付いて認めてあげる。

③知ること
 常にプラス感覚を持つ。
子どもの目線になり、我が子を知ること。

④適切に叱る事
 明らかに悪い時だけ叱る。それ以外は理由をきちんと聞く。その為にあいまいな言葉も必要。

⑤鏡
 大人は鏡になっている。母親が何気なくやっている動作や言葉を受け入れている。気をつけましょう。

 子育ては畑で育つ作物のように
①子どもに対して、早過ぎても遅過ぎてもだめ
②様々な体験を通じて加減を知ること
③手をかけ過ぎるとダメ
④多方面から見ることが大事
⑤偏った見方はだめ

 ☆母親は受け止めてくれるだけで大丈夫。
与え過ぎたり、お膳立てし過ぎたりしなければ、子どもは立派に育つものです。
 そして、子どものマイナス面しか見えなくなったとき「何でかな?」と親も前向きに考えることが出来、それは子どもと真剣に向き合えるチャンスです。

 最後に「Love You Forever」の朗読がありました。

 たくさんのお母様方から、感動のお言葉をいただきました。その中からいくつかご紹介します。
・久しぶりに小山先生に会えて嬉しかったです。
 先生のお話を聞くと心が穏やかになり、子育てに余裕ができるような気がします。また企画してほしいです。
 この幼稚園を選んでよかったと思える良い講演でした。ありがとうございました。

・与え過ぎない、手を出し過ぎない、子どもに旅をさせるような大らかな気持ちで子育てに取り組みたいです。
 このような理念を持った白梅幼稚園に通わせることが出来、大変嬉しく思っています。

・小山先生の色々な体験談を聞くことが出来、今後このような機会が少なくなるかと思うと残念です。
 人の話が聞けてそれを行動に移せればそれでよい…それ以上は望まなくてもよいというのが心に残りました。私は、自分の役割をしっかりしようと思います。

・汚されたり、壊されたりするのが嫌で口うるさくなっていました。でもそれも経験として、口を出さないように見守りたいと思います。白梅にいなくてはならない先生です。
  

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