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2008年05月02日の記事は以下のとおりです。

お菓子の取り合い(預り保育)

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 写真は、ある日の預り保育(回転寿司ごっこ)とヨーチ(動物ビスケット)

 S教諭から聞いたお話です。
 おやつの定番メニューに『ヨーチ』というお菓子があります。色はピンク、黄、黄緑、白があります。
3歳児はあまり色にはこだわらず食べますが、預り保育の年長の女の子達は色にこだわります。
 今日も一人が「白がいい!」と言い出すと、後の二人も「白でなければ嫌!」と言い張り(白は2個しかなかった)、ついには3人とも目に涙を溜めて訴えます。
そこで先生は「じゃあ、今日はこれを食べるのを止めようか?!」
しかし、それは3人とも意見が合って「それはもっと嫌!」とのこと。
 3人で話し合って決めるように勧めたところ「今日は違う色でも我慢する」と3人とも譲り合うようになったそうです。
そこで先生は「今日我慢した人は、次に欲しい色をもらえる事にしようね」ということで一件落着したそうです。
 大人なら「色が違うだけで味は同じなのに」と思ってしまいますが、子どもの世界は、小さな事も自分のこだわりを通したい大きな出来事なのです。
 白梅幼稚園では、何も言わず最初から我慢する子ではなく(この場合は大人にほめられたくてそうすることが多いのです)自己主張ができて話し合いで納得し、相手のことを考えてあげられる子を目指しています。

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