させた方がよい苦労
- 2008/02/13 15:00
- カテゴリー:子どもの生活の中から
(写真上)コマ廻しに挑戦する年長児
(写真下)年中児が近くの住吉神社から拾ってきたヒマラヤ杉の松笠…温めると花びらのように開く
子どもが登降園する時に、園バックを持ってあげていたり、上着や手袋を家に持ち帰るお母さんをたまに見かけます。
また、お弁当の箸やコップを忘れて職員室に借りに来た時に「お母さんが入れ忘れたの!」と怒る子どもがいます。
白梅幼稚園では「自分のことは自分で」と言ってあります。忘れ物をしたのは、お母さんのせいではありません。自分の物は自分で管理すること。お母さんは、我が子可愛さから苦労をさせたくないと思うでしょうが、自分のことを自分でできない大人にさせる方が不幸です。
また、忘れ物をした時に、届けてくださるお母さんも多いのですが、どうかそのままそっとしておいていただきたいのです。
子どもは困って何とかしようと考えます。
担任以外の先生に、遠慮しながら借りに行くのも「貸して下さい」と言う勇気もそこから学びます。
小さい時は困る場面に多く出会ったほうが良いのです。
これも、白梅幼稚園の『生きる力』を培う教育のひとつです。