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2007年04月09日の記事は以下のとおりです。

降園後の先生達の教育談義から(その1)

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  (写真は向いの城南小学校入学式の帰りに挨拶に寄った昨年度卒園児)

 本園では、子ども達が降園後、その日の後始末をして保育室を清掃し終えてからしばしの休憩をします。今日の子どもたちのクラスを越えた遊びの様子等を交換し合って、子どもたちの理解に役立てています。時にはそれが教育論に発展します。
 私は事務の立場からそれらを客観的に聞き学ばせていただいております。

 ★本日の話題『何でもできる良い子について』を紹介します。

 何でもできる、お母さんや先生の言うことがよくわかる「良い子」が友達とうまく遊べるとは限らないのだそうです。大人が教え過ぎたり、お膳立てし過ぎると(本能的なことを抑え過ぎると)ひとりで遊べない、友達とも遊べない子になる。それは自分で創意工夫する前に大人に与えられることが当たり前になっているため、ひとりや同年代の子どもと遊んでも楽しくないからです(大人と遊んだほうが我慢しなくて良いので楽しいはずです)。
よく子どもが「何して遊んだらいいの?」と訊く事がありますが、その時「〇〇したら?!」と、ついお母さんは遊びのアドバイスをしてしまいがちです。黙っていた方が良いのです。始めのうち子どもは泣いたり騒いだり、母親に絡んだりしますが、どうにもならないとわかると、そのうちゆっくりと自分で遊びを見つけ出します。あるいは、ひとりでボンヤリしていても、それもそれでまた良いのです。
私達も、子どもの頃、窓ガラスを伝わる雨の雫を見てはひとりで楽しんだりしていたものです。それでも友達と遊べないということはありませんでした。ひとりの時間があると友達との遊びの楽しさをより感じたものです。

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