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カテゴリー「子どもの生活の中から」の検索結果は以下のとおりです。

事務のつぶやき

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 写真は年長児
 ○友達と指を合わせて星型を作り、感動しているところ
 ○天満宮で

 先日、ある大きなデパートに夜10時頃に行ってみました。
驚いたことに、小さい子どもを連れた若いご夫婦が結構いました。
 それなりにいろいろな事情があるかと思いますが、子どもはできるだけ早く寝かせるようにしたいものです。
 また、寝る2時間くらい前に強い電気の光を浴びると熟睡できないともいいます。
 お父さん、お母さんがストレスを抱えると、子どもはそれを敏感に感じ取り影響を受けます。

 私(事務)は教育者ではありませんが、子育て経験者として言えることは、育児は楽しいことばかりではなく、むしろ悩み苦しみ、つらい事のほうが多いのかもしれません。
でも、子育ての過程で、自分を育ててくれた親のありがたみ、偉大さ、愛情の深さをより感じることがてきたと思っています。
 つらいのはちょっとの間だけですよ。子どもはあっという間に大きくなって、そのうち親の自分よりも心も身体も成長したことに気付かされ驚いてしまいます。
 幼児期は長い人生の中で、ほんのちょっとの期間です。
そのちょっとの間に親が子どものことを考えてあげる事が後々の親子関係に跳ね返ってきますよ(もちろん、たまにはストレスを発散しないとお母さんもまいってしまいますけどネ)。
 私(事務)事ですが、私は2人目の子どもを半年余の入院生活の末、産んですぐに亡くしております。早産だったのです。
だから、子どもは元気なだけで良いと思ってしまいます。
 よく「這えば立て、立てば歩めの親心」と言いますが、それも度を過ぎると子どもには苦しみになります。
どうか、子どものことを考えて育ててあげてくださいね。

仲間意識(年中)

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 今、7月7日の七夕まつりに向けて、星の冠を作成中です。
「頑張って星型に切って…貼って…ホチキスで留めた!」
できたら嬉しくてかぶって遊び出しました。
「☆星レンジャー!」だそうです…(七夕とは違うかも?!)
「行くぞ!」
張り切って園庭に飛び出し
「みんなで仲間だ!」

※同じ物を身に着けることで、すごい仲間意識、団結力が芽生えます。

【七夕まつりの様子は後日…】

幼稚園の先生とは…

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 先々週までM大短大の学生が4名来て教育実習をして行きました。その中の一人(男性S君)が、白梅幼稚園の卒園児だったのです。13年も前の卒園児です。
 その当時白梅幼稚園で働いていたのは、現在年少担任のA教諭と私(事務)です。
 彼は大勢の子どもの中の一人くらいに考えていたようですが、私達は名前は勿論、どんな顔をして、どんな子どもだったかを覚えていました。
 A教諭が彼(S君)に話した言葉で印象に残ったことをご紹介します。

A教諭「子どもは自分のことは覚えていないと思っているけど、先生というのはネ、ちゃ〜んと覚えているのよ。S君(彼)のお母さんからいただいた家族写真付の年賀状や、その当事の子ども達の写真も持っているものなのよ。」
そう言いながらA教諭の家のアルバムから剥いできたであろうS君の幼稚園時代の写真を3枚見せたのです。
 1枚はクリスマス会で、ミスタードーナツのドーナツを鼻輪にしてひょうきんな顔をして写っているS君がいました。
当時のミスタードーナツのホームカットタイプは太くて、それにも驚きましたが、彼は大笑いをし、大変喜んでくれました。
そして、嬉しそうに当事の思い出を語ってくれました。
 忍者服を着て遊んだこと、うんてい、サッカー、お茶の会で和菓子を食べたこと、ひな祭りのお雛様。園庭やホールは広いと思っていたけど大人になって来て見たら小さくてビックリしたこと…。
 A教諭も嬉しそうにうなづいて、その当事に思いを馳せていました。
 あの当事のワンパク坊やが幼稚園の先生を目指して立派な若者になって戻って来てくれた事が、この仕事をしていてよかったと心から思える一日でした。

お医者さんごっこ(年少)

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 年少児達が午後の好きな遊びの時間に『お医者さんごっこ』をしていました。
 
【その1】W子ちゃんとA子ちゃんの場合
W子「私、お医者さんになる!」とブロックを聴診器や体温計、薬に見立てたりしてA子ちゃんのお腹を診察し始めました。
A子「………(沈黙)」実はお医者さんが苦手なようです。
W子「う〜ん、ちょっと〜、ちょっと…変ですねぇ。後ろを向いてください。」
A子「………(沈黙)」言われた通り後ろを向いています。
W子「ちょっと…病気がありますので〜、薬をいっぱい飲んだら治ります…お大事に!」

 ※よく見ていますねぇ!

【その2】W子ちゃんとY子ちゃんの場合
W子「Y子ちゃん、ちょっとお熱がありますねぇ。お腹は16.0です。背中は18.0です。」

 ※どうやら、ズックのサイズと勘違いしているようです?!

【その3】U男くんの場合
U男「僕ね、前ね、国立病院で点滴したことあるんだ…」とカラフルなブロックをトレーに載せて運んできました。ちょっと見、本格的です!

 ※『病院』って、子ども達にとって印象的な場所なんですね。
 遊びに入らず側でじ――っと見ていたI子ちゃん「おもしろ―い♪」

 ※大人は仲間に入らないと不安を感じたりしますが、こうして見て楽しんでいる子どもも、心で参加しているから良いのです。

【担任のA教諭から】
A教諭「あの〜、私も具合悪いので診て下さい!」
と、服を上げ肌着を見せてお腹をへこませ準備すると
W子「あ、服のままでいいです。」と冷静に(役になりきって)言われてしまいました…(汗)

泥風呂(年少)

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 年少組担任のA教諭から聞いたお話です。

 天気の良い、外遊びに絶好な日のことです。
 砂場に残っているどろんこに足を入れたW子ちゃん
「気持ちいい…(しばらく癒され)」
K君もH君もマネをして
「わぁーっ!いい気持ち!」
そのうち足でぺちゃぺちゃし始めました。
それを見ていたR子ちゃんM子ちゃんもぺちゃぺちゃ…。
いちご組の子ども達は、もう…やめられない、止まらない…。
「気持ちいいね」「お風呂みたいだね」
A教諭「え?!」
振り向くとお尻までとっぷり泥水の中に入り、四つんばいになって遊んでいます。
 嬉々として遊んでいる子ども達の様子を見て『見て、聞いて、触って、共感し喜ぶ等』五感をフルに使った体験をしていると感じました。

 こうして白梅幼稚園では、泥遊びを躊躇する子どもも夢中になって遊ぶようになるのです。
 たっぷり遊んだ後は満足し、仲良くなって「一緒にお弁当食べようネ」ということになりました。

象とバンビの入浴(年中)

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 6月12日(木)、朝から良い天気です。
 暑くなってくると、子ども達は水遊びを始めます。
今日も年中組の子ども達が、園庭すみにある象とバンビに群がって、何やら楽しそうにしています。

 象の頭にタオルをのせて
「お熱出たの―!」
 バンビの口にタオルを巻いて
「先生―、見て―っ!!風邪ひいちゃった。」(マスク)

 そのうちに、水で象とバンビの身体を洗い始めました。
洗っている途中、象の身体から水が滴り落ちるのを見て
「おしっこ―!」
「おもらし―?!」
と笑いながら、その泥を石鹸やシャンプーに見立てて大騒ぎ、楽しそうです。
 最後は丁寧に自分のハンカチで拭いてあげていました。
「ほし組のみんな、やさしいネ!」

 ※ちなみに、この遊び(象とバンビを水洗い)をしたのは、この子達が初めてです。

便器(年少)

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 年少組のC君は、ひとりでオシッコができません。
必ず先生と一緒です。
 しかも、男子用小便器(立って用を足すタイプ)には全く足が向かず、いつも洋式便器の便座を持ち上げて…なのです。
 ところが先日、C君がうれしそうにA教諭に報告に来たのだそうです。
 C「オシッコ、上手にしれた(できた)!!」
 A教諭「わぁ♪よかったねぇ、頑張ったねぇ!」
 C「うん!…こっち(立ってする方)でも、しれる(できる)ようになる?」
 A教諭は、この時初めてC君の便器への思いを理解したのでした。
 男性は立ってオシッコができるから、どこで用を足しても同じと女性は思ってしまいますが、実はC君にとっては、家と同じ洋式便器が「トイレ」なのであって、立ってする方は全く別の(ワンランク上?!)物だったようです。

 大人になると、子どもの頃の事を忘れてしまい、何でも簡単にできたように思っていますが、実はそれぞれ段階を踏んでできるようになったのだと、改めて感じたのでした。

カタツムリさん さようなら(年長)

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 雨上がりの朝のことです。
今まで保育室で飼っていたカタツムリを「雨が降ったから逃がしてあげる」と、数人の子どもが園庭に出て行きました。
「アジサイの葉っぱに置こう!」
「ここ!」
「こっちがいいよ!」
と言いながら、大きい葉っぱの上にそっとカタツムリを置き、じ――っと行方を見ていましたが…雨がまた降ってきました。
「あ―っ、落ちる!」
「大丈夫だよぅ」
等と思い思いのことを言いながら、ひとつ傘の下で仲良く見ていました。
 そのうち、カタツムリを入れてきた容器に餌の人参が残っていたことに気付き
「これも置いておこうか?」
「うん、お腹空くもんね」ということで、人参も葉っぱの上に置いて、誰からともなく
「♪にんじぃん〜…玉ぁねぎぃ〜…♪」と、カレーライスの手遊びの歌が…低い声で…響き渡っていました。(この歌を聴きたい人は、年長さんにお願いしてみてください)

ポチ(年中)

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 年中担任のW教諭から聞いたお話です。

 3人の男の子が、空き箱や広告紙で、何やら作っています。
見た感じリモコンで動くロボットのようです。
 W教諭「それなぁに?!」
 子ども達「名前はポチ!3歳の女の子だよ。8月15日が誕生日なんだ。」
3人でポチにご飯をあげて、散歩もして遊んでいましたが、しばらくすると飽きたのか…少しの間放置し…思い出したように戻って来て
「ごめんよ、ポチ…いい子…いい子…」

 【追記】 子どもの世界はなんてステキなのでしょう!
単なる空き箱に生命を吹き込むのですから。

 ※ちなみに、ポチの誕生日は3人の男の子の中のひとりと同じなのです。

ブランコのおしゃべり(年少)

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 今、某短大から4人の教育実習生が来ています。
実習録の中から、ステキなお話があったのでご紹介します。

 今日の好きな遊びの時間に、R子ちゃんがブランコをこぎながら
「先生、あのね。ブランコが何かおしゃべりしてるよ!」と言って来ました。
一緒にブランコに耳をあててみると、ブランコが“キーキー”と鳴っていました。
「何ておしゃべりしてるんだろうね?」と聞いたら
「楽しいね、今日は天気いいねって言ってるよ」と私に教えてくれました。
 子どもの発想は、私には予測できないような、素晴らしく、そして豊かなものだと思いました。

 【追記】 私たちも子どもの頃、いろいろな物のおしゃべりを聞いていたのでしょう。
もしかして、妖精も見えていたのかもしれません。
でも、成長するにつれて見えなくなったり、聞こえなくなったりするんですよね…ちょっと淋しいですね。

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