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カテゴリー「子どもの生活の中から」の検索結果は以下のとおりです。

転園児のお母さんからのお便り

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 【画像:4月3日(金)年長・年中組の保護者懇談会の間、別の部屋で遊んで待つ子ども達】

 先日、転園して行ったT君のお母さんからお便りをいただきました。T君の家は転勤が多くて、幼稚園も3園に通われました。
 
 ちなみに白梅幼稚園は転勤者が多く、北は北海道、南は沖縄まで全国各地から転園して来ます(時々、帰国子女の子ども達もいます)。
 ですから専業主婦のお母さんがほとんどで、園バスがなくても子ども達の送り迎えができるのでしょう。

 園バスがないということは、担任との連絡が密になることは勿論ですが、園内で教職員全員がそろう時間を長く取れることは、子ども達を共通理解する上で必要なことだと感じています。
 また子ども達も一斉に帰れるので、その後お母さん同士がより親しくなれる(友達を作り易い)という利点もあります。
 また、お母さんと手をつないで通う幼稚園への道のりを、子どもは親子の温かい思い出として一生忘れないことでしょう。

 T君のお母さんのように、転園や卒園して行ってからこうして感謝のお便りをいただくことが、本当にありがたく、日々の仕事の励みになると、みんなで話しています。ありがとうございました。

 【T君のお母さんから】
 
 ご無沙汰しております。
皆様お変わりなくお元気でいらっしゃいますか?
我が家はお陰様で、皆元気にしています。
 Tは、先日3園目のA幼稚園で卒園を迎えました。
 転園後、一日も休まず(インフルエンザを除く)普通に登園できたことを嬉しく思っています。
 そして、白梅幼稚園で過ごした2年間を振り返り、子どものことを第1に考え、ゆっくり時間をかけて子どもと向き合って下さったことに感謝しています。
そして「大切なことは何か」ということを学びました。
 2年間でしたが、白梅幼稚園に通うことができて、とても幸せでした。
 いろいろとお世話になり、本当にありがとうございました(^^)

      Tの母より 

天才

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 画像:仲間と楽しく遊ぶ子ども達(昨年度卒園児達)

 昔々、私(事務)が白梅幼稚園に就職する前の、事務のFさんから聞いたお話です。

 当時は子どもの数が多くて、年中と年長組2クラスずつで160名を超えていました(年少組はありませんでした)。

 その中にA君という漢字の大好きな男の子がいたそうです。
ある日、担任の先生が「すごいんですよ、A君はどんな難しい漢字も読めるんです!」と、事務のFさんは言われ「どれどれ…本当かな?」と、職員室にやって来たA君に消防用放送機器に書いてあった『交流電源』を指差して聞いてみました。
A君は「こうりゅうでんげん!」と自慢げです。
そこでFさんは紙に『啄木』と書いて見せました。A君は「ぶたき!」 それを聞いたFさんは「これはすごい!本物だ!」と納得したのでした。Fさん曰く『啄』を『豚』と間違えるほど漢字を知っていると思ったとか…(笑)

 A君のお母さんの話では、A君は自分から新聞の活字に興味を持ち、家族に聞いて覚えたそうです。
 Fさんも担任も「この子は大きくなったら博士になる天才かもしれない」と思ったそうです。

 ……それから何年か経ち、担任はA君のお母さんと道路でバッタリ会いました。
担任は「A君は、学校ではさぞかし国語が得意なのでしょうね」と聞いてみました。
 すると意外にも「それが…、小学校に入ったら国語の勉強が簡単すぎてつまらないと嫌いになってしまったのです。中学いっても結局は興味が持てず、ひどい成績で、幼稚園時代に覚えた多くの漢字もすっかり忘れ、ただの国語嫌いの子になってしまいました。」との返事だったそうです。
お母さんがそれに付け加えたことは「幼児期に漢字を何でも読む我が子がほめられると嬉しくて、聞かれるままにどんどん教えていきましたが、よく考えると、退屈だったから大人に聞いてきたんですよね。そんなことよりも、子どもの中で遊び、もまれて人と関わっていく方法を覚えていった方がよかったのかもしれません。」とのことでした。

 しかし、それ以後誰もA君やお母さんに会っていないのでA君がどんな大人になったのか知りません。もしかしたら高校生では国語が好きになり…博士になったかもしれません。

 他人は一部分を見て、その人を評価する傾向にありますが、一生を見てみないとその人の人生が良かったのか悪かったのかわかりませんよね。
 でも、幼少期に『早期教育』とか言って『お勉強』の詰め込みをすることより、多くの人に出会い、仲間を作る方法や自分の好きなものをみつけることの方が、人生の財産だと白梅幼稚園の先生達はよく話しています。

今年度最後のほしだよりから(年中)

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 ほしだより(文:あかね先生)

 ふと、一学期のクラスの記録を見返してみると、たった1年前なのにとてもなつかしく感じました。同時に“あっという間だったなぁ”とも思います。(よく泣いてたなぁ、よく怒ってたなぁ、片付けてから戻って来なかったなぁ…笑)
 今、自然に手伝い合って片付ける様子、トラブルや困ったことがあっても自分達で何とかしようとする様子、卒園式で長い時間座っていようと頑張る様子…一つ一つに“大きくなったなぁ”と感じています。

 この一年間、小さなことにも大きなことにもいっぱいぶつかって、たくさん泣いて、怒って、考え、そして笑って乗り越えてきました。その中で子ども達は、いろいろなことに気付き、身に付けてきたのだなと感じます。

 卒園式の日に小山先生が、ほし組を見て『大きくなったね』と言っていました。そうなんです!心も体も大きくなったんです!これもご家族の皆さんのご理解、ご協力があったからこそです。一年間、温かく見守っていただき本当にありがとうございました。

今年度最後のいちごだより(年少)

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 「一年間 ご支援・ご協力 ありがとうございました。」…文:阿部教諭

 今回、最後のクラスだよりを書く際に、私は子ども達の「入園式」の写真をそばに置き、書こうと思いました。
改めて…そこに写るおうちの皆さんの温かなまなざしの中に「明日から一人でだいじょうぶかしら…」という思いが伝わってきます。子ども達の表情には一人一人の心配な思いが、ピリピリと伝わってきます。

 あれから…もうすぐ2年目の春(4月)です。あの時のあの頃の子ども達ではない、心も体もたくましく成長された一人一人の姿に喜びを感じています。
その成長の過程には、お父さん・お母さんが知らない社会(幼稚園)の中で、困ること、泣くこと、失敗すること等、いろいろなことにぶつかってきました。…(実は)その時がチャンス!!育つ時であり、乗り越えていく時であり!担任(2人)と友達と信頼関係をより深めて行く時でもありました。そして様々な体験を通し、自分中心の世界から友達、クラスの皆と一緒に生活や遊びや活動することの心地よさ、嬉しさをたっぷり味わった一年間だったと思います。
 何事にも…“おもしろそう!やってみよう!”という気持ち(やる気、意欲)をいっぱい持っている子ども達でした。

 この一年間、おうちのみなさんとお子さんの成長を喜び合えたこと、たくさんのご協力に心から感謝申し上げます。

6年前の卒園児とお母さん

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 3月19日(木) 今年度の修了式が行われました。
お向かいの城南小学校の卒業式と重なったため(園長先生が列席する関係上)、いつもより早い登園時刻となりました。お母さん方、ご協力ありがとうございました。

 年長組が抜けた子どもの数は、本当に少なくて寂しさを感じましたが、みんな元気で明るく、表情はもう1つ上の学年になったようにしっかりしていました。

 午後に、城南小学校の卒業式を終えた6年前の卒園児とそのお母さん方が寄ってくださって、立派に成長した姿を見せてくださいました。
 次から次とご挨拶にいらしてくださいましたが、画像は第1陣の方々です。遠くは、本宮小学校の卒業式を終えての卒園児もいました!
 こういう時が何よりもうれしいと、園長先生始め先生達は言います。私(事務)でさえ、当時の子ども達の顔とたった今卒業式を終えた、ちょっと大人びた顔を重ねては、昔いたずらされた事やオムツを換えた事等を思い出し、おかしくなってしまいますもの…。
 
 【白梅幼稚園から卒園児のいる小学校の卒業式へのお祝いの言葉】

 ご卒業おめでとうございます。
 六年間 うれしいこと 悲しいこと 楽しいこと つらいことなどたくさんあったと思いますが、よくがんばりましたね。
 中学生になっても命の大切さとこのがんばりを忘れずに、自分の目標に向かって進んで行ってください。
 今日の良き日を心からお祝い致します。

      白梅幼稚園 教職員一同

お別れのことば(年長)

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 3月18日(水) 今日から年長さんはいません。
昨日の卒園式を知ってか知らずか、年少組の男の子3人が階段を上りながら
「そら(年長)さん、いないなぁ…」
「やっぱり、いないなぁ…」
「うん、やっぱり!」
通りがかった、年長担任の坂東先生が
「やっぱりって…、やっぱり?!」
とつぶやきながら、自分に言い聞かせるようにうなづいていました。
 坂東先生は、朝から職員室で寂しそうです(実は明日、卒園式の写真を受取りに来るのでみんなに会えるのにネ)。
 しばらくは残務整理をしていましたが、やがて…
「ちょっと行ってくる!」と、遊んでいる年中・年少の子ども達の方へかけて行きました。

 一昨日の『お別れ会』での年長さんの『よびかけ』が、とてもステキでしたのでご紹介します。

 【お別れのことば】

① 初めて幼稚園に入った時、知らない人ばかりでドキドキしたけど、段々お友達ができてうれしかった。
 ドッチボールやサッカー、なわとびやコマまわしもみんなで遊んで楽しかった。

② 一人で泊まれるか心配だったけど、みんなと一緒で楽しかった。
 みんなで作ったカレーライス、とってもおいしかった。
 宝探しや夜の花火、楽しいことがいっぱいでした。
 園長先生が読んでくれたお話もおもしろかった。

③ 楽しかった運動会。
 「勇気100%」の遊戯も上手に出来ました。
 リレーや綱引き、玉入れ、みんな力いっぱい頑張りました。

④ おいしいお菓子がうれしかったお茶の会。
 お茶のいただき方やお辞儀の仕方もちょっぴり覚えました。
 抹茶もおいしくいただきました。

⑤ 幼稚園の畑
 じゃが芋や大根をみんなで植えました。
 小さな種から大きな大根。
 一つの種芋からたくさんじゃが芋が採れてうれしかった。
 とってもおいしかった。

⑥ 生活発表会
 みんなで考えた劇や遊戯。
 ドキドキしたけど一生懸命やりました。
 拍手をいっぱいもらってうれしかった。

⑦ ほし組さん、やさしくて元気なそら組になってください。
 いちご組さん、かわいいほし組になってください。
 先生方、いままでありがとうございました。
 一年生になったら、勉強や運動を楽しみます(頑張ります)。安心してください。
 みなさん お元気で さようなら

幼稚園生活最後のお弁当

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 3月9日(月) 
 今日の年長組の昼食は、幼稚園生活最後の「お母さんの手作り弁当」でした。
 なんと、なんと…お母さん達、頑張りましたね!
お手紙付きの子どもも数人いました。おかずも凝っていて、子ども達は「写真撮ってぇ〜!」と、うれしくてカメラの前に持って来ます。

 画像の一つに、お弁当右横に女の子の顔がありますね。実は「おにぎり」なんですよ!
今朝お母さんが、3年分の想いを込め、娘がラップを開いた時の顔を想像しながらおにぎりに海苔を貼っている様子を考えると胸が熱くなります。
 どの子も最後のお弁当を自慢したくてハイテンションの昼食会となりました。

 職員室に帰ってから、ななこ先生と「白梅幼稚園の子ども達は、幸せな家庭の子ども達ですね」と語り合いました。
 白梅が完全給食にならない理由は、やはりこの時期に親の愛情を伝えることが大切だと考えるからです。
好き嫌いを直すためだけなら、小学校の給食でも間に合います。
幼稚園では、給食を無理やり食べさせたりしないので、結局は嫌いな物は残します。そういう子でも小学校に入ると帰宅時間も遅くなり、運動量も増えるので段々に嫌いな物も食べるようになります。
 幼稚園時代は、お母さんの手作り弁当を食べて、愛情をいっぱい受けて、ゆったりとやさしい子に育っていってくれたらと思います。

 

伝統

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 【画像:お別れ会で、年中・年少児にあげるプレゼントの箱を作る、卒園間近の年長児達】

 先日、雛祭りの撮影、取材にたくさんの報道関係者がいらっしゃいました。その中の一人、A氏が30数年前の白梅幼稚園の卒園児だったのです。
 阿部先生に取材をしているうちに、昔の白梅幼稚園の思い出話に花が咲きました。ちなみに阿部先生も白梅幼稚園の卒園児です。

 A氏は、最初親の都合で遠くの、違う幼稚園に入園したのですが、そこは建物が古く汚くて、当時のことですからトイレには「うじ虫」がたくさんいて、うじ虫が怖くて不登園になってしまいました。
 そこで困った両親が白梅幼稚園に連れて行ったところ、きれいで、大喜びで通えるようになったとか。なぜか当時のトイレは、全部青色で「びっくりしましたよ―!」「さすが上品で有名な白梅だと思いましたよ―!」と2人で盛り上がっていました(トイレの青と上品さは関係ない…?!)。 
 不登園になった理由は、本当はそれだけではなかったはずですが、子どもの記憶には「うじ虫」が残されたのでしょう。

 今の若いお母さん方は「白梅」の名前をご存知ない方が多いようですが、確かに私(事務)年代以前の方々に幼稚園のイメージを尋ねると「盛岡二高(イコール)白梅幼稚園」で「伝統がある上品で立派な教育をしている幼稚園」と言われます。
 ですから、先日のインフルエンザによる、今年度2回目の学級閉鎖の時も「やっぱり上品な家庭のお子さんは免疫がないのかも…」と本気で言われ、驚いたものです。
これも110年もの伝統がある盛岡二高の卒業生の皆さんの上品さと、活躍の素晴らしさが活きているからだと感じました。

卒園まで、あと8日…

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 3月5日(木) 年中・年長組合同で卒園式の練習をしました。
 年長さんは、後8日で幼稚園と「さようなら」します。

 自分が6歳の時の卒園式を思い出そうとしても、私(事務)の場合は感傷的なことは全く思い出すことができません(多分、感じていなかった…)。ただ、母親が珍しく着物を着るというので、朝から家中あわただしかった事を覚えているくらいです。
 しかし、白梅幼稚園の年長児の中には「あと少しで幼稚園とさよならしなければならないこと」を悲しく感じる子が毎年います。
登園の時から泣いて来たり、保育中も何かを思い出して涙ぐんだりします。女の子と限らず、男の子でもいます。きっと感受性の強い、やさしい子なのでしょうね。

 昼食はホールで、年中・年長入り混じって一緒に食べました。
年長さんは、お母さん手作りのお弁当はあと1回ですね。
 今日、M君のお弁当からこんな手紙(画像)をななこ先生がみつけて、私に見せてくれました。お母さんの温かい愛情を感じますね。ななこ先生は感動して泣いていました(どうやら、ななこ先生も感受性が強いようです…?!)。

 小学校に入学すると完全給食になり、昼食時にお母さんを思い出すこともなくなるのですから(それでいいのですが…)、お母さん!月曜日、最後のお弁当を頑張ってくださいね(私もワクワク…♪)!

アーチ用花(年中)

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 最近、ほし(年中)組では、卒園及び入園式に園庭に設置されるアーチ用のお花を作っています。
 作りたい子達が頑張って作ってくれていますが、ピンクと黄色各70個位ずつ作らなければならないので、なかなか大変です。
 また、その子によってきちんと折る子、グシャグシャにして、まるで「ケシの花」みたいな絞りの花びらを作る子、花ではなくなぜか「リボン」になってしまう子と色々です。

 みんなが帰った後、担任のあかね先生は、作った子の顔を想像しながら楽しそうに、マメに手直ししています。完成度よりも、子ども達の「作ろう!」とする意欲を大切にしている先生なのです。
 
 画像の漫画は、あかね先生が子ども達にわかりやすいように大急ぎで(一筆書きのように)書いた物ですが、面白いので公表してみました(本人は「恥ずかしいからやめて〜!」と言っています)。

 期限は、わずか2週間しかありません。ほし組のみなさん、頑張ってね!

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