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カテゴリー「子どもの生活の中から」の検索結果は以下のとおりです。

お花見弁当(年長)

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 4月24日(金) 気持の良い天候の中、阿部先生は「畑にじゃが芋を植えに行かなければ…」と焦りながらも「まずはクラスを1つにすることが大事!」と、桜を見ながらの『お花見弁当』をすることに決めました。

 さすが年長にもなると、みんな思った以上の大きなお弁当です。2段どころか3段の子もいます。

 食べ終わった頃にA君が「何て書いてあるの?」と紙で出来たおかず入れを持って来ました。
見ると、底に『今日の占い』が書いてありました。

【今日は、8月生まれの女の子と仲良くするといいことあるよ】

 そこで私(事務)は「8月生まれの女の子、だれかな?」と、大きな声で聞いてみたところ…すぐに
「は―い、ア・タ・シ!」と、可愛い声が♪

 A君と一緒に振り向くと、阿部先生が「ニヤリッ」と笑って手を上げていました。
 A君は「ふ〜ん」と言ったきり、お弁当を片付け始めました。

 やっぱり年上すぎたかもね、阿部先生〜(笑)

雑草(年中)

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 年中の女の子3人が、園庭の雑草を引き抜いて「あげる」と持って来ました。
私(事務)は「ありがとう、おいしそうだけど食べていいの?」と聞いてみました。
 すると2人は「うん!」と即答。
もう1人のW子ちゃんは2人と違って、食べてはいけないことを知っていて「ダ…(メ)…」まで言いましたが、2人の勢いに押されて「いいよ…」と小さな声。どこか不安そうです。
 私はちょっとイジワルをして「ねぇ、W子ちゃん。本当に食べちゃうけどいいのかなぁ?!」と聞いてみました。

 …W子ちゃんは、やっぱり正直でやさしい子でした。
「ん…とネ、土に埋めて…大きくなったら食べてね!」ですって(笑)。

転入児

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 今年度、他の幼稚園から転入して来た子は、年長1名、年中3名です。
 新しい集団の中に入ることは、大人でも緊張するものですね。
そこで、この新しい子達がこの7日間を経て、どう過ごしているか重点的に追ってみました。

 どの子も笑顔で、楽しそうに遊んでいる様子を見てホッとしました。(もちろん担任が、上手に集団に溶け込めるように誘ったことは言うまでもありません。)

 私(事務)も小5に転校経験があります。
 私は今でこそ体格は大きい方ですが、小学生の頃は痩せて小さく、列では前から3番目でした。食が細くて、新しい学校での最初の給食の時に、パン(当時は大きなコッペパンでした)が食べられず残したところ、周りの子達に「ダメなんだよ!」と言われ泣いたことを覚えています。それだけ転校生は緊張しているのです。

 白梅の伊藤園長先生も小さい頃、東京から岩手に転校し、都会の言葉だったためいじめられた経験をお持ちです。
ですから、園長先生の転入児への配慮は素晴らしいです。よく見ていますし、担任の先生にも「転入園児が溶け込めるクラス・幼稚園は良いクラス、良い幼稚園ですよ」と話しておられます。

 今日は、転入児年長のS君はトランポリン、年中のO君は剣作り、T子ちゃんはおママゴト、そしてK君は…
みんなに囲まれて倒れていました!私はビックリして近くにいた子に理由を聞いてみたところ…
「ブロックから落ちて死んだ人の役をやってるの」とのことでした。
K君は死人の役をしながら…なぜか笑いをこらえた顔をしていました。

雨(年少)

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 画像:レインコートを着る年少児達

 幼稚園に入って初めての雨です。
雨の日は大人でも気分が滅入ってしまいますね。
 
 そこで、泣いて来る子が多いかも…と、先生達は朝から心の準備をしていました。
 ところが、さすがに子ども達は慣れてきて、泣いた子は一人だけだったと園長先生が話していました(その子もすぐに泣き止んだとか)。

 雨の日はコートの脱ぎ着があります。これが子ども達にとってはなかなか大変で、先生のお手伝いが必要になります。
 (お願い…コートに記名を忘れずに。誰の物か捜すだけで大変なのです)

 雨が降って良いことは…

 今まで外で遊んでいた子が、初めて2階のホールや年長・年中の部屋へ足を運びます。階段を上る子どもの表情は不安と期待が入り混じっているのがわかります。

 こうして段々に自分で行動範囲を広げて行き、自信をつけていくのですね。
 そのうち、私(事務)のいる職員室にものぞきにやって来ます。
本来であれば職員室は「ご用がなければ来てはいけない部屋」と言われています。ですから、時々役員会とかで園に来ているお母さんと職員室で子どもと鉢合わせをすると、決まってお母さんは、いきなり「ここに来てはダメでしょ!」と叱ります。
 本当はダメなんですが、好奇心を押さえることができなくて、わかっていてもやって来る子が私は大好きです。
 もちろん私は「御用は何ですか?」と一応きいてみます。すると、面白い回答がたくさん聞かれます。その子なりに一生懸命考えた言い訳です。
私は笑いをぐっとこらえて応対し、お部屋に帰すように仕向けますからお母さん、心配しないでくださいね。

 子どもが自分から行動しようとする時、先に否定されると動けなくなります。幼稚園の時は「良い子」の型にはめないで、やらせてみて欲しいと思っています。

 白梅では、きびしく叱る事の基準に
①他人に嫌な思いをさせる事
②命に関わる事
があります。それ以外は自由に、まず「やってみよう!」の精神で伸び伸びと育てて行きたいと先生達は話しています。

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 園庭のしだれ桜が満開です。
 午後、あまりの美しさに恋人達が桜の下で写真を撮って行きました。先生達と職員室で昼食をとりながら、その光景を眺め「いいねぇ…♪」(桜が良いのか、恋人達が良いのか…感じ方は人それぞれ?!) 赤ちゃん生まれたら、ぜひ白梅へ!

 午前中は慣れない年少児達とのあわただしい時を過ごし、午後はのんびり…と行きたいところですが、今日から先生達は家庭訪問が始まります。そして私(事務)も、決算です…(焦)

 今年、お孫さんを白梅に入園させたおばあちゃんのお話を2つ

【その1】
 入園式で立派な年長さんを見て
祖母「うちの孫も2年経つとこんなに立派になるのでしょうか?」
阿部先生「だいじょうぶ、なりますよ」
祖母「…いや、うちの孫はならないと思う!」
※おばあちゃん、そんなこと言わないで…(笑)

【その2】
 東京方面に住むおばあちゃんが遥々入園式にお出でになり、白梅の雰囲気や子ども達の様子、先生たちの対応の仕方等を見て、お嫁さんに
祖母「うちの孫をここに入れてよかったね。安心して預けることができるね。」
と言って下さったそうです。
 こんなにも泣く子が多い入園式は久しぶりで、記念写真を撮る写真屋さんもてんやわんやでしたが、それでもそう言って下さってうれしいです♪
 

入園2日目(年少)

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 【画像:年少児の遊ぶ様子を撮ってみましたが、どの子もまだ緊張しているのか笑顔が撮れませんでした。白梅の子らしい笑顔が出る日をお楽しみに!】

 入園式の様子から、今年は数年ぶりに泣く子がたくさんいて、初登園から慣れるまで先生達は大変であろうと想像はしていました…やはりその通りで、1人の先生に3人はくっ付いています。
勿論一人で遊んでいる子もいますが、そういう子は元気な分機嫌をそこねると「家に帰る!」と泣き、走り回ります。とにかく怪我をさせないことが一番ですから、園長先生始め全職員、そして…小さくても、実は大きな助っ人である年長の子ども達が、年少児をよく見、遊んであげたりしています。

 園内を取材していて、こんな光景に出会いました。

【その1】
 年長A君が、広告で作った棒で元気のない年少の子ども2人に向かって「パワーをあげる!」
一人は大喜びし、もう一人は嫌がって泣きそうになってしまいました。感じ方は人それぞれ…年長A君にとっても、よい経験ですね。

【その2】
 年中B君が、箱を年少C君に見せ
年中B「ダンゴ虫いるんだよ!」
年少C「どこで見つけたの?」と欲しそうです。
年中B「その辺に落ちてたの」私(落ちてた…?!)
それから年少C君は、下を見て探して歩いていました。

 最初の頃はそれだけでも時間が過ぎ、あっという間にお迎えです。泣いても騒いでも、お母さんと離れ一人でいたという体験だけで『はなまる』なのです。
 明日は開園記念日で休園です。ゆっくり休んで、また木曜日から元気な姿を見せてくださいね。

4月の園便り(文:園長)

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 別れの3月が過ぎ去り、出会いの4月となりました。
 今日の日差しはようやく春近しを感じさせ、新学期を迎えるにふさわしい温かさになって来ました。
 
 先日17日に小学校に32名を送り出し、少なからず寂しい思いが残っておりましたが、25日に今度入園するいちご組27名、ほし組1名の説明会を行ったり、新年度に向けて保育室の移動や諸準備に全職員で取り組む中で、今年度も新鮮な気持で子ども達を迎える準備が整って来ました。
 月末には業者に全館の掃除をしてもらい、保育室やホールの床も窓も見違える様にピカピカとなり、あとは新年度を待ちかね、張り切って元気に登園して来る子ども達を待つばかりとなりました。

 昨日4月1日には、私から今年度の教育方針を先生方にお話し、今年度も全員で共通理解の下、全身全霊で子ども達を保育していく決意を新たにしたところです。

 この時期になるといくつになっても、子ども達とどんな出会いが待っているだろうか、またどんな楽しい事がいっぱいあるだろうかなとか、わくわく感で胸が躍ります。

 今年度も保護者の皆様と連携をより密にして、現在のお子様が1年後には夫々大きく成長した姿を皆様と共に喜び合える様に、じっくりゆっくり一歩ずつ地道に目に見えない根っ子の部分をしっかり育てて参りたいと思います。ご協力の程よろしくお願いします。 

あっという間

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 3月に32名の卒園生を送り出した坂東先生。今年度は16名(去年の半数)の、年中組担任です。人数が少ないことが寂しいようで…

 春休み中に下駄箱やカバン掛けに、その子の名前シールを貼る時も
「あっという間に終わってしまう。何をするにも、あっという間!」
「みんな集まってぇ〜!と言っても誰かどこかに隠れている?と思うくらい少ないのね。数えてもすぐ終わるし…誰か転勤してきて欲しい!」と言っています。(園長先生も私、事務も同感です)
 
 年長から年中担任になって、気を付けていることは…
「話が一度で通じないので、子どもが集まったらすぐ、話のポイントを手短に話します。年長の時のように説明なんてしていると、いつの間にかいなくなるんですよ―っ!」だそうです。

 今日も坂東先生は、園庭で子ども達の遊びに入りながら
「年長では考えられない遊びだ―!」と言いながら、女の子と一緒にバンビに乗っていました(♪)
 また、年長より体が小さいので、男の子と相撲をとりながら
「簡単に持ち上げることができる!」
と楽しそうでした(♪)

 園長先生が「先生達も春は、慣れるまで大変ですが、新鮮な気持になれるから良いのです」と話していました。

6年ぶりの年長担任

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 阿部先生は、6年ぶりに年少から年長組担任になりました。

 始業式(一日目)の降園後、先生達の休憩時間でのことです。
 阿部先生の第一声が
「疲れた―!6年ぶりに自分に気合を入れて、頑張らなきゃダメだ―っ!」
わけを聞くと…

 園庭で、(年少のつもりで)「さぁ、先生をつかまえてごらん♪」と、駆け出しました。いままでは3歳児だったので、もちろん阿部先生の圧勝です。
 ところが5歳児は簡単に追いついてきます。そこで、必死に逃げる。それでも年長ともなると体力があるから追ってくるのです。
 しかし阿部先生は陸上競技経験者。つい頑張ってしまうらしいのです。

 2日目…
「春から言葉が通じて、会話のやり取りができることがうれしい!」
 3歳児は、ほとんどが自分の世界で遊んでいて、言葉もはっきりしません。5歳児の会話力に感動したようです。だからこそ、こんなことも『あり』ですね♪

 いま年長では、4月10日(金)の入園式での「お祝いの言葉」を考えています。
子ども達「いちご組さん、入園おめでとうございます!――中略――明日、元気に幼稚園に来てください!」
阿部先生「入園式の次の日は土曜日でお休みですね。」
子ども達「(ちょっと考えてから)明日の明日の明日、来てください。」…気持は伝わってくるけど…ね!

緑になったんだよ

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 前年度、年中組担任だったあかね先生から聞いたお話です。

 今年度、年中組になったR君があかね先生に自分の名札を見せながら
「緑になったんだよ」
と言うので、あかね先生は単純に
「はは〜ん、1つ大きくなったことが嬉しくて全部の先生に見せているんだね」
と思ったそうです。
 ところがR君は、あかね先生だけに見せたのだそうです。R君の行動を分析すると…

 年少だった時に、R君の心の中には
「春になったら、あかね先生が僕の先生!(ワクワク…)」
と思いながら過ごしてきたのに、意に反して僕だけ1つ大きくなり、あかね先生はむしろ1つ小さくなっていちご組(年少)になったことが「どうして?」「なぜ?」と不思議なのです。
そう思っている子は結構いるようで、園長先生に
「何で、あかね先生はダメなの?!」
と聞いてくる子もいるそうです(決定権が園長先生にあることを知っている?!)。
 子どもは小さいなりにも、これから先の自分の動向を考えている証拠だと感心しました。

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