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カテゴリー「子どもの生活の中から」の検索結果は以下のとおりです。

小山副園長のつぶやき

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(文:嶋田)

 子ども達が帰った後の、先生達の休憩時間に…(白梅幼稚園では、その時に子ども達の情報交換をしたりします)

 小山副園長先生が
「昔、白梅幼稚園にはキタ先生というおばあさん先生がいました。
キタ先生がゆっくりと『おはようございます』と頭を下げて挨拶をすると、子ども達は当たり前のように真似て、丁寧に挨拶をしていました。
 そのうちに子ども達は、目上の人には『おはようございます』、友達には『おはよう』と、礼儀としての挨拶の使い分けを、説明すればわかるようになりますが、まずは大人が丁寧に挨拶することで、目上の人への挨拶が身に着くようになります。
 子どもは、周りの大人を見て、いろいろなことを学んでいくのですね。」と話されました。

 それを聞いて私(事務)は、『それは幼稚園だけでなく、家庭でも言えることなので、美しい立ち居振る舞いや言葉遣いを意識して使っていくようにしなければ…』と思ったのでした。

 画像:明日の入園式で、新入園児たちに贈る花『ノースポール』
名前の由来は、花付けがよく、株全体を真っ白に覆うようにみえるところが『北極』を連想させることによる
花言葉…誠実

新年度を迎えるにあたって

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 4月1日の職員会で、園長先生から、教職員に向けて次のようなお話がありましたので抜粋してお伝えします。

  新年度を迎えるにあたって  H23・4・1

 
 昨年度は、白梅幼稚園創立30周年を行いました。今年度は30年目を一区切りとすると新たな1年目となります。文字通りはじめの一歩です。
 新メンバーを迎えて全教職員8名での「新たな一歩のスタートです。」
 お互いに新鮮な気持ちで第一歩を踏み出しましょう。
 お一人一人が、ご自分の果たす役割を再認識なされて、お互いに協力し合って、創立当時からの当園の信条・・・子ども中心の保育・・・「自分で考え・自分で決めて・自分でする」子の育成を目指して教職員全員一致で取り組みましょう。

 昨年末から、急きょ国主導の幼児教育の改革が浮上し、全国的に私立幼稚園の置かれている状況が先行き不透明となり、ひょっとすると、ここ1・2年で大幅な改革が実施されるかもしれないという、危機感を感じる状況にありました。
 ところが、大震災の発生により、緊急にその対策と、長期にわたり全国民が叡智を集めその復興に一丸となっていかなければならない状況化になってしまった今日、それどころで無く一時的に影を潜めている状況にあります。

 とは言え、私たちの使命は、保護者から期待を込めてお預けして頂いた、今目の前にいる子ども達の保育に全力を尽くし、その期待に応えることだと考えます。
そのことから、新年度のスタートにあたり私が日頃お話して来たことや、考えている事を先生方にお話してご理解を得たいと思います。

 私の考えている幼稚園は、子ども達やお母さん方にとって太陽のような存在でありたいと思っています。北風と太陽のお話のように、まず温かさで満ちた園でありたい。それが十分行き渡った時に、初めてこちらから話す厳しさも理解してもらい受け入れてもらえると思うからです。
 また、今までと同様に転園してきた子は勿論、他園で適応できなかった子も、すんなりと入り込める雰囲気に満ちた幼稚園であり続けたいと思っています。
その為には、まず私達教職員集団一人一人が自分に厳しく、周りの人に優しく、自分を律し、長幼の序を忘れずに、常に全体の和を考えながら、まずそれぞれの役割をきちんと果たし、それで終わりとせず仕事を見つけ進んで行動するように心がけましょう。お互いに思ったことを忌憚なく話し合うには、どういう風に話せば和を壊すことなく話し合えば良いかもお互いに考え合いたいものです。

 また、幼稚園あっての私たちです。今バトンを受けている一員として誇りを持ち、その一員としてのみならず、一人の社会人として園内外での言動には十二分に気をつけて白梅幼稚園の一員に恥じない様に努めましょう。

 人が人を教育(保育)するということは、大変難しいことです。私たちも完全な人間ではありません。それを自覚した上で、自分の力(今まで蓄積してきた)をフル回転し全力で対応し、もしうまくいかなかった時は、自分で考え直しまた実践する。その間、迷った時は他の先生方にアドバイスを仰いだりする。この繰り返しでしょうか。

 うちの幼稚園は、保護者の方々から、どの先生の対応もぶれが無く同じで安心ですと言われます。これは大変大事なことです。お茶の時間等に子どもの話がたくさん出ることを期待します。

 私は、高校の先輩の一言で教師を志しました。「先生は一生先生だよ」との一言です。
教師の仕事は、やってもやってもこれで終わりということがありません。反面手を抜こうと思えば手を抜けます。子ども達は、先生方が一生懸命自分に関わってくれたことは、幼稚園児でも心のどこかに必ず残っていると思っています。長い人生の中で何かの折に突然思い出すことがあると信じています。

 子どもへの対応についても、黙っていても先生に寄って来る子だけでなく、なかなか寄って来ない子にも同じように関わってください。どのように関わればどの子にも関われるかを考えてください。
保護者の方への関わりも同様に、関わり方をそれぞれに考えて下さい。
保護者の方とは、とっかかりを何にするか、日頃から模索しておくことが良いと思います。とにかく基本は話を聞く雰囲気をつくり、まず良く聞くことが大切です。
保護者との信頼感を築くために、日常的に連携を密にする、具体的な方法も各自で工夫してみてください。

 今後の課題としては、より地域に開かれた幼稚園にするためにはどうしていけばよいか、初めて70名を割ってのスタートです。何をどう工夫して行けば良いのか。3階の活用は、何があるか等々たくさんあります。

…等、白梅幼稚園の基本教育方針や教師としての心構え、これからの白梅幼稚園についての願いを込めて話されました。
私たち教職員は、園長先生を中心として、これらのことを心に留め、子ども達のために努めて行こうと改めて思ったのでした。

画像:みんな一緒に

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画像:ホールで全クラス一緒に食べた、3月の誕生会での昼食風景

 【子ども達との関わりの中から】

(文:佐々木)

 トランポリンの上に寝て、足をトントンと動かしていたNちゃん。
その音を自分で聞いて
「熊さんの足音みたいだね」と言っていました。

 また、Nちゃんは預かりの時、おやつのおせんべいを食べながら
「なんだか、このせんべいから大きな声と小さな声がする(お話してるみたい)」と教えてくれました。

 私には、及びもつかなかったこと。Nちゃんの、この感性を大切にしたいと思いました。

染める(年長)

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 3月に入るとすぐに、年長組では卒園記念の文集の表紙を自分たちで作ります。

 障子紙を好きなように折って染物用の染料につけ、染めます。

 とってもステキな、自分だけの表紙が出来上がります。

子ども達との関わりの中から(年少)

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 画像:年少組発表会の練習風景

 (文:佐々木)

 広告紙で作った剣に「名前を書いてください!」と言われ、名前を書いていたら
「Kね、お兄ちゃんとお姉ちゃんと、パパとママの子どもだよ!」
と教えてくれました。

 家族みんなに愛されていることを思いました。

いちごだより最終号(H23.3.18発行)

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(文:渡邉)

 大地震で怖い思いをし、ショックを受け、そして今も余震を心配したり、大切な方々を心配したりと、不安な毎日を送っていらっしゃるかと思います。
一日も早く連絡が取れることを、無事であることを、復旧できることを、安心して生活できることを、ただただ願うばかりです。

 そんな中、子ども達は笑顔で登園してくれました。
不安そうだった子も友達と笑い出したり、いつの間にか遊び出したりしていました。

 身支度をして友達に挨拶をしたり、玄関で話し込んだり、友達と自然に遊び出したりして、おもいっきり遊んで、片づけて、集まって…今ではいつもの流れですが、4月の記録を見て思い出すとうそのようです。

 新しい(来年度の)いちごちゃんのために壁面の装飾を作る時に、4月のみんなの様子(大きな泣き声、抱っこ、放置されたカバン、片づけはそらさん…etc.)を話すと、ニヤッとした表情。ちゃんと覚えているのかもしれません(笑)。

 この1年、いっぱい遊んで、いっぱい困って、いっぱい考えて、いっぱいけんかして、いっぱい怒って、いっぱい泣いて、そしていーっぱい笑ってきました。
1つ1つ経験して、1つ1つ大きくなったいちごさん。

 装飾のチューリップが出来た時、見に来たなな子先生に
「これ(チューリップ)、あたらしいいちごさんの!!」
「これね、おかあさんのかわり」
と話していました。
なんだかお兄さん、お姉さんに見えて
『もうすぐ年中さんなんだなぁ…』と、しみじみと思ってしまいました。
 
 もうすぐ年中さん…楽しみですね!!

子ども達との関わりの中から(年中)

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(文:佐々木)

 ポシェットを身に着け、ホールに来たAちゃんとKちゃんに
「ポシェットの中に何が入っているの?」と聞いたら
Aちゃんは「いちごケーキ」と言い
Kちゃんは「バニラのケーキだよ!」と言って、ポシェットからそっと出してごちそうしてくれました。

 次には「ガチャガチャで買って来たよ!」と言い
Aちゃんは『ハートの形のペンダント』
Kちゃんは『お花のつぼみのペンダント』を
「これ、あげる」と言って渡してくれました。(実際は何もないのですが…。)

子ども達のイメージの豊かさを感じ、また、この何もないものが見える心を大事にしたいと思いました。

手作りペンダント(年長)

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 (文:阿部)

 卒園のプレゼントでいちご(年少)組さんには、紙粘土で作った、動物や花、魚やハート等のペンダントとメッセージカードを贈りました。

 いちご(年少)組さんへのペンダントが完成した時
「どうかな?」と言って首にかけ、急ぎ足で鏡の方へ向かっていきました。

 鏡に写るペンダント姿に
「いいね♪」とニッコリ。

「いちご組さん、喜んでくれるかなぁ」と嬉しそうに話していたSくんでした。

 Sくんの心のこもったプレゼントは、必ずいちご組さんに伝わると思います♡

ボーリング場(年少)

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(文:渡邉)

 Aくんと担任から始まったボーリング。
Aくんが新聞ボールを投げ、担任がピン(ペットボトル)をなおす…繰り返していると、Bちゃん、Cちゃんが来て、担任の横にちょこんと座り、いつの間にか
B「せんせいはいいから!」と、ピン直し係に。

 お客さんが増えるとCちゃんが
「ならんで!!」「ここからですよぉっておしえる人ね」
とタクト(広告紙で作った棒)で、投げる場所を教えてあげる係に。

 そして初めはお客さんだったDくんが長いベルトを持ってきて、ピンの上あたりで持ち、ぶら下げて待機。
C「ねぇ、これなに!?」少し邪魔そうに聞くと
D「ぜんぶたおれたら、パカっ!ってする人」…みんな少し固まり。
C「あ〜♪」と納得。おそらく「くす玉係」。

 また少しするとEくんが、Dくんの隣に座り、待機。
投げ終わるたびに「ありがとうございました!!」と見送り(?)係に。なぜか敬礼しながらのおじぎでした。

 個性豊かな店員さんのそろうボーリング場には、お客さんの行列が。大はんじょうでした。

地震(年少)

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画像:地震後の食事風景

 (文:嶋田)

 3月9日(水) お昼近くに大きな地震が!
だんだん強くなってくるので、怖かったですね(盛岡は震度4)。

 園長先生はすぐに放送を。
 職員室にいた2人の先生はすぐに各クラスを見回りに行きました。

 年中・年長組を見に行った先生は「すごい!みんな、避難訓練の時のように机の下でうずくまっていましたよ!」

 年少組を見に行った先生は「いちご組さんも、先生の言うことをよくきいて机の下でジーッと待っていました。えらいですねぇ…でも地震が止んだらすぐに食べかけのお弁当を食べ始めたところが、やっぱり子どもですね。かわいかったですよ。」とのことでした。

 月に一度行われる避難訓練は、子ども達に条件反射のようにしっかりと身についていたようですね。素晴らしい!

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